横浜市南区弘明寺町のみなさんおはようございます。 残すところ今年もあと一か月になってしまいましたね。年齢を重ねるごとに一年が経過するスピードは早くなっているように感じています。 先日、甥っ子がいるのですが三才の子と一才の甥っ子と遊んでいて、持ち上げたり抱っこしていて感じたんですが、会うたびに大きくなっているな~と感じました。 たまに会って短い間だけ相手したり抱っこしたりする分には問題はありませんが、これが毎日となるお母さんお父さん達は大変ですよね。 今回は子育て中の患者さんも多く来院して頂いているので、抱っこの仕方について書きたいと思います。 子供を抱っこするときに正しい抱き方をしていますか? お子さんがいるお母さん達で、抱っこしていて首肩が凝る、持ち上げるときに手首や指が痛い。などの症状で来院される方いらっしゃいます。 それは子育てあるあるな悩みなのかもしれませんが、少し意識するだけで変わってくることもあります。 腕から手首には指を動かすためのいくつもの筋肉が通っています。大まかに、手首を反る、指を反る広げる筋肉は体の外側に、手首を巻き込む、指を曲げる、握りこむために使う筋肉は体の内側にあります。 例えば、首の座っていない赤ちゃんのお世話で、お風呂などに入れる時も親指を開いて間に赤ちゃんの頭を支えるような支え方をすることが多いと思います。そして赤ちゃんを抱っこするときに手首を曲げて巻き込むように赤ちゃんを抱っこして支えたりすることがあると思います。 赤ちゃんを抱っこするときに手首や手だけを使って抱っこするわけではなく、指と手首は平行にしてすくうようにしながら赤ちゃんを抱き寄せて全身で抱っこするように意識できるといいです。手首などを曲げて使うと神経や筋肉の圧迫を起こしやすいということがあるので両腕全体で包むようにしたほうがいいという事です。抱き上げるときも肘を伸ばした状態で抱き上げると腕に負担がかかりますが、お子さんに近づいて肘を曲げて体にくっつけながら抱き上げると負担は減ってきます。ほかにも、決まった腕の方を下に(おしり)もっていってませんか? お母さん達はそんなの当たり前と思っているかもしれませんが、以外と日常生活でぱっと抱っこしているのを考えると巻きつけるような抱っこをしていることがあるかもしれません。 また授乳や可愛いわが子の顔を見るために、首を前に倒して覗き込むようにしていると、首や肩に負担がかかり凝りやすくなってしまいます。 何よりも赤ちゃんが安定した状態が1番ですが、お母さん達の手が痛くなるとお世話が上手く出来なかったりして困ってしまうので、お子さんもお母さんも安全で元気でいられるように負担がかかりにくくなるように意識してみてください。 当院はお子様連れでも、ベビーカーをもってそのままでも中に入れますのでお気軽にお子さんと一緒に来院ください。