横浜市南区弘明寺町のみなさんおはようございます。 今回は筋肉についてです。 どんどん寒さがまして、毎朝のように一番の冷え込みです。と天気予報で伝えられていますね。なかなかすんなりと布団から出れない状態になりますよね。 寒さが増して患者さんの中にも、明け方によくつる、痙攣する。との声をよく聞きます、 筋肉の痙攣することをこむら返りといいますが、この痙攣する筋肉についての事を少しお話していきますね。 まず筋肉の役割を知っていますか? 筋肉の役割は5つあります。1つ1つ丁寧に説明していきますね! ①身体を動かすエンジン 身体の外・中のどちらの組織、器官も筋肉が動かしています。自分自身はじっとしていても、心臓は鼓動し呼吸が自然とおこなわれ、胃や腸などの蠕動運動の調節をしています。つまり運動の為身体を動かすのも、生命維持の為の臓器の運動も筋肉の収縮が主になってきます。 ②身体の熱を作る 人間はある一定の熱が身体に無いと生きていくことができません。体温を保つために自分自身でエネルギーを使うことによって熱を生み出します。その熱を生み出すのに1番働いているのが筋肉です。筋肉が約60%・臓器が約20%・脂肪が約20%とされています。 ③姿勢の維持 立っている時・座っている時・寝ている時でも重力に対抗するために筋肉が働いて姿勢を維持するサポートしています。 ④臓器などを外からの衝撃から守る 腹筋・背筋などがあることにより内臓器が守られています。家で言えば外壁です。 ⑤筋肉を動かすことによりホルモン分泌 幸せホルモンと呼ばれているセロトニン・モテホルモンと呼ばれているテストステロンが筋肉を使うことで分泌されます。この他にも様々なホルモンが分泌され身体と心に影響を与えます。 ざっとまとめてみましたが、これだけの働きが筋肉にはあるんです。 続いて、筋肉は全身にどのくらいの数があるか知っていますか? なんと!身体を動かす為の筋肉だけで400以上あると言われていて内臓や血管に ある筋肉も含めると600以上あると言われています。この数ある筋肉は全て骨にくっついています。骨が動くと骨にくっついている筋肉も動き、筋肉を動かすと骨も動きます。 つまり筋肉と骨は密接に関係しています。