おはようございます。弘明寺整骨院です。 今回はこむら返りについて説明していきますね。 患者さんから、夜ふくらはぎがつって痛いとおっしゃられる方が多いので今回はこのテーマです。 まずは、こむら返りとは何か！！ふくらはぎや足の裏の筋肉、ふとももの筋肉などが突然痙攣をおこし、激しい痛みを伴うことを「こむら返り」と言います。一般的にふくらはぎがこむら返りが起きやすいと言われていますが、肩・首などでも起こることがあるんです。 持続する時間は個人差があり、数秒程度の人から数分程度までさまざまで、１回で終わることあるし、数時間の間に何回も起きることもあるんです。 では実際どんなことが原因で起こるのか説明していきますね。 ◯ミネラル不足 こむら返りの原因の多くは、ミネラル不足による筋肉の以上収縮です。筋肉の伸び縮みのバランスをとっているミネラルが不足すると、身体を動かすあらゆる伝達がうまくいかなくなるんです。 ◯水分不足 水分が不足し、脱水症状が起きることで体内のミネラルバランスが崩れます。すると、本来の筋肉や神経の動きを調整するミネラルの働きが悪くなり筋肉が異常な状態になりこむら返りを起こしやすくなります。 ◯運動不足 運動不足だと、スムーズに身体が動きにくくなります。また筋肉も使わないと怠けて衰えますし、硬くなってしまいます。そうなると、何かのタイミングで筋肉が縮んだ時に異常が起こるのです。 この様に、代表的なものでもこれだけの原因があるんです。では起こさないようにするにはどうしたらいいか！ ◯食生活 食事は栄養バランスを考える。特にミネラルが不足しないようにして行くことが大事です。中でも筋肉の動きに密接な関係のあるカルシウムやマグネシウムは特に積極的に摂るようにしましょう。カルシウムは小魚類や乳製品、マグネシウムはナッツ類や大豆製品に多く含まれています。どちらも無理なく食べることが出来るものなので、続けられると良いですね。 ◯運動前後 日頃より毎日運動をしている方は、運動中や運動後に起こらないようにするために運動前はしっかりとストレッチや、軽いウォーミングアップを行う事がポイント。運動中は血液中のミネラルバランスが崩れないようにするため、水よりもスポーツドリンクが良いでしょう。但し、スポーツドリンクは糖分が多いのでの飲む量は調整して下さい。運動後も溜まった疲労物質を流す意味でストレッチを行えば万全です。 最後に、こむら返りが起こってしまったら・・・ 強烈に縮みすぎて痛みが出ている筋肉を正常な状態に戻すには、その逆の方へ筋肉を伸ばすようにするのがベストです。そこでストレッチよりも立つ方が覚えやすいですしできそうなのでオススメです。 寒い時期はつりやすいですから、つってから何かする前につらないようにできることをしておきましょう。