横浜市南区のみなさんこんにちは。 弘明寺整骨院です。 今回は 「不眠」 についてお話します。 睡眠障害は96種類もあって、その中で最も多いのが不眠症。 成人の5人に1人が不眠症と言われています。 通常の時間に寝ているのに、満足感のある睡眠が得られないこと。 日中に身体がしんどい、仕事がはかどらない、いらいらするなど・・ 日常生活に支障をきたす疾患のことです。 不眠症の症状は4つあります ■「入眠困難」・・・寝付きが悪い ■「中途覚醒」・・・夜中に何度も目が覚める ■「早朝覚醒」・・・早朝に目が覚める ■「熟眠困難」・・・熟睡した感じがしない 不眠症の原因は5つあります ■身体的要因・・・・痛み、かゆみ、咳、喘息、アトピーなど ■生理学的要因・・・不規則な生活による体内時計の乱れ ■心理的要因・・・・極度の緊張や興奮、ストレス ■精神医学的要因・・うつなど精神障害による幻覚や興奮など ■薬理学的要因・・・薬の副作用、アルコール、カフェイン、ニコチンなど これらの要因が複数影響し合って発症します・・・。 例えばストレスで不眠になる。 ⇒お酒を飲んで寝ようとして薬理学的要因が増える。 ⇒そして、不眠がひどくなるケースなど。 また睡眠前の喫煙はスムーズな眠りを妨げます。 睡眠障害を改善する方法は。。。。。。 ①睡眠を促す食品を摂る トリプトファンを含む食品を摂る! これは脳内物質セロトニンの材料になります。 セロトニンは生体リズムを整えてくれる物質です。 セロトニンが不足すると体内時計が狂ってメラトニン(眠りに着くホルモン)も合成しにくくなります。 トリプトファンという物質はこんな食品に含まれます♬ 豆乳、大豆、納豆、豆類、お米、バナナ、パイナップル、アボカド、緑黄色野菜赤身の魚、豚肉、チーズ、アーモンド、ひまわりの種、おそばなどです。 植物性(野菜や豆)の方が体内に吸収しやすいです。 偏らずにまんべんなく、とりいれてみてください。 サプリメントもありますが、過剰摂取が心配なので私は試していません。 試す方は上限量をきちんと守り、自身の体をよく観察しながら摂取してください。 ②午後にカフェインを摂ることをやめる 私はコーヒーが大好きですが睡眠に悪影響かも・・と思ってやめてみたところ、睡眠の質があがりました。 1ヶ月のカフェインレス生活で起こった10個の素敵な変化♬にカフェインのこと詳しく書いています♬ 私はコーヒーを飲むのは、週に1度くらいにしています。 なるべく午後3時までにと決めました。 カフェインの影響は人それぞれで眠りに影響する人もいればそうでない人もいます。 私の場合はコーヒー1杯でも午後に飲むと寝付きが悪くなります。 もし飲み過ぎているかもと思うなら、少し量を減らすだけでも睡眠の質が変わるかもしれません。 1日250mg以上のカフェインは睡眠に影響を及ぼすという研究結果がでています。 ~カフェイン量(飲み物150mlあたり)~ ドリップコーヒー・・・・・・135mg インスタントコーヒー・・・・・68mg 抹茶、ココア・・・・・・・・・45mg 紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶・・30mg /> カフェインを控えながら、飲み物を全て温かいものに変えるというのも私は試しました。 生姜湯、ルイボスティー、ハーブティーをよく飲みました。 身体が暖まるというのは気分も良くしてくれます。 冷えがある方は生姜を一度お日様にあてて干してから生姜湯や生姜紅茶にすると効果がありますよ♬ ③ストレス対策にリラックス効果のある音楽を聴く ありがちですがこれは意外に効果がありました。 私は当時CDを購入しました。 「究極の眠れるCD」と「脳ストレス解消」というそのまんまなタイトル。 対症療法だけれどストレスって簡単には取り除くことができない場合もありますしね。 私の場合はトラウマもあって悪夢もよくみていたから、このCDは重宝しました。 脳ストレス解消CDは有田秀穂教授が監修されています。 この教授はセロトニン研究の第一人者です。 川のせせらぎ、小鳥のさえずり、自然の音などが入っています。 眠りに効果のある音楽で少しでも寝ることができるのが第一歩。 すると、これを聴いたら眠れるっていうほのかな自信がつきます。 それがすっごく大事。 ④眠くなるまではベッドに入らない 早く寝なくては睡眠時間が足りないと不安になる。 早くベッドに入る、そして眠れない。 すると・・・さらに「眠らなきゃ」と感じる。 それがストレスになり、さらに眠れないという負のスパイラルになる。 実はこれ私、何回もやってました。 も~!助けて~!って感じです。 恩師に相談したら「まきちゃん、眠たくなったら寝たらいいねん」と。 私にとっては衝撃のひと言。 そして開き直って眠くなるまで起きとこうって思ったら楽になったんです。 でもさすがに朝方まで起きてるとなんで寝られへんの~?って涙したことも。 ・・・・でも翌日は寝られました。 その時は薬に頼らなかった自分をほめてあげました。 1日ずつ、すこしずつでいいから、自信をつけていくことが大事です。 ⑤睡眠日記(グラフ)をつける 眠りにこだわっている時は、寝ていても寝ていないような気がして、不安が増します。 そこでグラフをつけてみました。 自分の眠りを客観視するために。 方法は簡単。
- ベッドに入った時間をつける
- 目が覚めた時間をだいたいメモしておく
- 眠っていた時間を色で塗ってみる
- 本を読む
- 雑誌を読む
- ゲームをする
- ストレッチをする
- お料理をする
- ハーブティーを飲む
- 編み物をする
- 詩を書く
- ファッションショーをする
- 髪のアレンジを考える
- 漬物を漬ける